鈴と小鳥とそれから私とサウナ

2022年3月の面白かった本まとめ

3月に読んだ本

どうも、チンパンジー界の天才です。
色々と書きたいことはあるのだけどなかなか重い腰が持ち上がらない。
ので、4月になったことだし3月のまとめでもしてお茶を濁しておこう。


スカートのなかのひみつ。/宮入裕昂

表紙の女の子、男やんけ!!!と思ったら女だった。 スカートのなかのひみつ、あらゆる意味で。タイトルで敬遠されそうだけど、妙な意味は全くない青春群像劇。 「各章の扉絵だけに挿絵がある系」と言えば大体どんな雰囲気かわかってもらえると思う。


痣/伊岡瞬

面白いけど面白くなってくるのは半分過ぎてからというスロースターターな一作。 伊岡氏の本は、今回はどんなクソ人間が出てくるんだろう!と期待してしまう。本作の犯人もなかなか良質なクソ人間。 誰か伊岡作品のクソ人間で打線を組んでくれ。クソ人間コンテストを開催してくれ。

でもまあ伊岡瞬なら圧倒的に「代償」がおすすめやね。

www.sauna-detective.com



[映]アムリタ/野崎まど

素晴らしいですね。 虐殺器官のシステムで説教臭くないやつ。 この手のアイデアをきっちりエンタメに描ききるというのが素晴らしい。 必要十分で与太話がない。著者の思想が入ってない。脱線がない。 どこまでも「おもしろい」に振ってる。 好きやわ。

で、このアムリタにとどまらず、ここから始まる6部作がゴッドなのよ。
全く無関係な5作品の後に集大成というべきバケモン級の大作が待ってる。早くみんな読もう。


2/野崎まど

それがこの「2」。
アベンジャーズ・エンドゲーム。 面白さがバカすぎる。 前5作がマジで必須。 進化論を下地に創作を解く、これはもはや神話だ。 人間は芸術の奴隷だ。 吉祥寺がエルサレム。 バウスシアターとオデヲンがモデルらしい2つの映画館が降誕の地でありゴルゴタの丘。 人類には早すぎる。今俺が最も布教したい一冊。


おわり。

この記事を気に入っていただけたら、Twitterフォロー、はてなブックマークお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加


他の記事

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com