3月に読んだ本
ども、サウナ探偵です。
みなさんはゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
僕は12回ウンコしました。
そこで、3月に読んだなかで面白かった本をご紹介します。
そこでとは何か。
法治の獣/春暮康一
ファーストコンタクト短編3発。 どれもSF的に傑作。エンタメとしてどうかは置いといて。生物学にかなり振り切ったSF。 SFとは「ある架空の条件下での事象の観測」という箱庭遊びであると認識させてくれる1冊。 しかしこうSF読む時は本当に生物学と情報工学をやっててよかったと思うわ。
氷の国のアマリリス/松山剛
単巻名作として名高い「雨の日のアイリス」シリーズの一冊。話の繋がりとかは全然ないんだけど。 なんつーかね、俺は基本ファンタジーって嫌いなんだけど、こういうのは好きやね。ゆるいポストアポカリプス。好きですね。 ラノベに求めてる系統のやつだった。あとイラストが好き。
夏季限定トロピカルパフェ事件/米澤穂信
すげぇなこれ。いくらでも読めるな。 「ケーキの盗み食いを隠蔽する」とかのクソほどどうでもいい話ばっかりなのに、なんでこう興味を失わずに読めんのかね。 と思ったら前作を遥かに凌駕する本格ミステリ路線だった。 古典部シリーズも読み返すか…。
君のクイズ/小川哲
ピャーおもしれ〜〜! 一気に読んでしまったわね。 スラムドッグミリオネアやね。 クイズは人生やね。エンタメやね。 問読みゼロ文字解答って、そら原理的に口の形を読むしかないやろって感じだけど、そんな程度の話じゃなかったわ。なるほど珍百景。
僕が愛した全ての君へ/乙野四方字
僕→名前→君の順で読んだ。
結果的に正解だった気がする。
出題編→解決編→舞台裏みたいな感じ。
スーパー面白かった。
並行世界の解釈が非常に好き。
でもSFはほどほどで、人間関係に重きをってのがいい。新海的な塩梅。ハヤカワJAらしいほどよさ。
おわり。