ヤバい!マジで面白い!
今読まないと後悔する作家No.1!
俺にはそこまでとは思えなかったけど…。
3度の飯よりカルトホラー
いわゆる""カルトホラー""
タイムリーっすね。(意味深
(我々から見たら)イカれた宗教じみた団体で、イカれた儀式に参加させられる。
個人的に惹かれるテーマのカルトを扱っててこれほどの煽り文句。
自ずと期待値は上がる。
表紙イラストも抜群に惹かれる。
結果、つまんなくはなかったけど、そんな期待ほどワクワクもしなかったし膝を叩くような感心も無かった。
割と普通。
諸悪の根源は帯の煽り
別に作品はわるくない。これもう帯の煽りが悪ぃだろ。過剰なんだよ。
本という物体さえ売れりゃあとはどうでもいいって考えなのかな?期待値を上げすぎると期待を上回ることが難しくなって満足度は下がると思うんだけど。
過度にハードルを上げたせいで、純粋な読書体験を奪ってる気がする。
例えば友達に「これけっこー面白いよ」っつって勧められて読んだのなら、おーなかなか独特な小説やったなーって好意的に取れたと思うんだけど、いかんせんね…。
とはいえ新感覚の読書体験
とはいえ、一筋縄に面白いか否かという評価軸は別として、なんだかスゲー読了感だったのは確か。
なんだこれは。どういう感情???
おもしろかったー!とは全くならないんだけど、なんか謎の感覚なんよね。
新感覚としか言いようがない。
この新感覚は他ではなかなか感じられないと思う。唯一無二な感覚。読んで損は全く無かった。
この新感覚を指してヤバい!面白すぎる!と言ってるのならまだね、わかるけど。
俺が本作の帯コピーつけるとしたら、たとえば
「新感覚の読書体験!ホラー以上の何か。なんなんだこれは…ケェェェコォォオォ…」
とか書くかな。超普通だな。
異端の祝祭/芦花公園 #読了
— サウナ探偵 (@krsw_lapin) 2022年8月22日
面白かったような、クソつまんなかったような。
わけがわかるような、意味不明なような。
情報量の暴力というか、最終的に暴力で解決というか。
強い方が強い(当たり前)みたいな。
なんだこれは。
なんだこれは。
ケェェコォォ--
人には勧めらんないね。 pic.twitter.com/PT9MscVK0m
漫画、面白い
本作、漫画化されていて、数話無料で読める。
おもしれぇな…。
やっぱりこういうのってイメージが大事なんだな。絵って偉大だな…。
小説を頭からなぞるだけじゃない。コミカライズとして効果的となるよう、エピソードの順序もリビルドしてある。大事なことよね。
まとめ
本作、話はそんな悪くないのに、帯コピーが適当すぎるせいで期待が高まりすぎて結果肩透かしという、味方に背後から刺されてる状態に思えた。
とはいえなんだか謎の感情を抱かずにいられない新感覚小説なので、読む価値は大いにある。と思う。
おわり。