Kindle Unlimitedに3ヶ月入ってみた
Kindle Unlimited、興味はありつつも、「月1000円って、ペイできるか…?」と思って入会に踏み切れなかった。
そりゃ定価で買うの考えたら文庫本2冊で1000円以上だけど、ブックオフの100円棚だったら10冊買えるし…。
月10冊は確実に読むけど、読みたいのが全部読み放題対象ってわけじゃねえからなぁ…。ってね。
んでウジウジしてたらプライムデーのキャンペーンで99円で3か月入れるっつー話なので勢いで入会。
99円なら3ヶ月以内に一冊読めばペイだからね!
で、2ヶ月経った率直な感想
サービス自体はメチャクチャいいと思う。
ただ、継続して利用するかは各々の読書生活に因るところが大きいように思った。
俺はもともとは完全に紙派。
だからKindle Unlimitedを導入しても、紙の本も読む。
そうして2ヶ月使ってみた結果、「読書生活を完全に電子書籍に移行するならまだしも、紙の本も普通に読む人は""契約しっぱなし""は無しかな」という感想。
今月はKindle Unlimitedで単巻ラノベ祭りをするぜ!とか、今月は読み放題のビジネス書を読めるだけ読む!
みたいな方針を立てて月単位で入会するのが賢い使い方かもしれない。継続加入して割引になるわけでもないからな。
この中から読まねばという強迫観念
Kindle Unlimitedを契約していてよく感じたのは、「読み放題の中から読まなければ」という強迫観念。
貧乏人だから。
別にすごく読みたいわけでもない読み放題対象作品を、本当はすぐに読みたい紙の本よりも優先してしまう、という現象が発生した。
ケチだから。
なんとも不健康な読書生活である。
はやくあっちが読みてえよと思いながら別に読みたくない本を読んでしまう。
他ならぬ、コンコルド効果である。
次に、Kindle Unlimitedは別として、電子書籍そのものの是非について。
電子書籍の圧倒的デメリット
「読んでる感がない」とか、「残りのページの厚みを感じながら読むのが楽しみ」みたいな詩的なことを言うつもりはない。
読書という行為において、普遍的と思われる欠点を上げる。
それは特定のページへのアクセス性が悪い、ということ。
紙の本ならパラララっと流し見ると大体どこが戻りたいページかわかる。
親指を挟んでる位置で大体覚えてるってのもある。
電子書籍は戻ろうとした時に視覚的なとっかかりがないし、操作自体も煩雑だというのが圧倒的にデメリットに感じた。
推理モノやサスペンスなど、全体に散りばめられた伏線が最後に繋がるような小説ではこれが顕著に感じられてメチャクチャイライラする。
とはいえメリットはデカい
なんせ荷物にならない。暗いところで読めるのもいい。
会社の昼休み、節電とかいって電気が消されるから、明かりがなくても読みやすいというのはメリットでしかない。
あと片手で持ってて楽、とか。
これは個人的な感想だけど、紙の本よりなんとなく集中できる気がする、とか。
まとめ
Kindle Unlimitedについて、電子書籍そのものについて、考えた。
俺の個人的な結論をもう一度以下に書いておく。
・Kindle Unlimitedしか読まない月を決めて、その月だけ入会するのが賢いやり方。
・電子書籍は行きつ戻りつ読みには絶望的に向いてない。
電子書籍がダメともKindle Unlimitedがダメとも言わない。より読書が快適になるにはどうつかったらいいかを考えた結果、こうなった。
だから俺は3ヶ月99円の期間限りで、とりあえず1回退会するつもり。
読みたいのを何冊かピックアップして、溜まった時点で入会して一網打尽にする方法をとることにする。
以上。
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