ありそうで無さそうで新感覚
ジジイ in the ガール
ども、サウナ探偵です。
第28回電撃小説大賞銀賞受賞作「ミミクリー・ガールズ」byひたき をご紹介。
応募時のタイトルは「特攻野郎Lチーム」
そんなんもうお察しじゃねえかよ。
ネットのレビューでは「ラノベ版コマンドー」って言ってる人もいた。
間違いなく好きなヤツじゃん…!
と確信を持ち読み進めた。
デカいことやってくれんだろーな??
あ、当たりだわこれ。
あらすじ
第三次世界大戦を経て、戦争は変わった。
脳と脊髄さえあれば何度も身体を交換して翌日には戦場へ再投入できる世界となったのだ。
ある日の任務で身体を失ったクリス。目を覚ますと、金髪美少女の身体に?!
次の任務は大統領の娘を警護し本国へ届けること。
屈強な男に護衛されるのは目立ちすぎる。同じ少女ならば紛れることもできる。
4人の少女(中身は全員おっさん)が世界を守り、第四時世界大戦を阻止する戦いがはじまる。
出典:俺
脳と脊髄を少女型素体にブチ込む
見た目は美少女、中身はおっさん、その名もミミクリー・ガールズ。
なんとも"""ラノベ"""という感じの設定。あまりに取ってつけたような既視感に、期待値は下がると思いきや、マジで大満足だった。
早く続きが読みたい。
少女型素体に合理的な理由づけがキチンとされているのが大変ナイス。
護衛対象が少女ならね、こっちも少女の方がいいよね!そうだよね!そうだよな?
デカいこと詰め合わせ
なんせ任務は大統領の娘の護衛。
大統領は飛行機をブチ撃墜されて一命とりとめるも、娘はヴェネツィアに孤立。
頼む!本国に送り届けてくれ!ただしダークネットでクソ懸賞金かけられててワンチャン殺されんだわ!ってなもんで。
設定がバカすぎる。いい意味で。
ほんでラストのタイトル回収よ。マジでハリウッド。これもうアイアンマンだろ。
一本でしっかり完結しているし、続編も当たり前にOKな終わり方。キャラも立ってるしちょー好き。1番女の子っぽい振る舞いをするのが1番ジジイなのが草すぎる。
まとめ
「ミミクリー・ガールズ」byひたき、好きすぎる。
細かいことは抜きにして、こういう大味でバカみたいでインパクトの鬼みたいな話、嫌いじゃない。
頼む、アニメ映画化してくれ。絶対見にいくわ。
今アニメやってる「リコリス・リコイル」とか好きなら間違いないね。
金髪やし。
おわり。
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