鈴と小鳥とそれから私とサウナ

メシマズ【殺戮にいたる病/我孫子武丸】感想 クソサイコ野郎のお楽しみ大会 叙述トリックの名作 絶対に飯を食いながら読むな

f:id:krsw_lapin:20200416050545j:plain

怖いもの見たさという言葉がある。
人間には、狂気に触れた時、それが自分に降りかからない範囲では楽しいと感じる習性があるのだ。多分。

f:id:krsw_lapin:20191214095631j:plain

サウナ探偵です。
マジのサイコ野郎に出会ったことがあるか。
俺は多分無い。

サイコ野郎が女の子を殺しまくる小説「殺戮にいたる病」を紹介する。


メイントリックのネタバレはしてないけど、やや内容に踏み込んでるので注意でござる。


あらすじ

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
「殺戮に至る病」我孫子武丸より」

著者について

著者は我孫子武丸氏。本作がダントツに有名すぎて他を知らない。
でもゲームは知ってる。あの「かまいたちの夜」のシナリオライターなのだ。すげえ。

叙述トリックの名作

本作、いわゆる叙述トリックの名作だ。「叙述トリック おすすめ」とかで検索すると3秒で視界に入る。

何が叙述トリックなのかはあまりにネタバレなので言わないけど、最後の数ページで頭が混乱しだし、最終ページでうぎゃーと叫んでしまう、そんな驚きを届けてくれる作品だ。

すげぇグロい


んで、すげぇグロい。
殺した女の子の一部を切り取って持って帰んの、この異常者は。ほんで触ったり舐めたりして腐るまで楽しんで庭に埋めるんだな。
なんなんだこのクソ胸糞悪いキモ野郎はよ。

俺はこれ、会社で昼メシ食いながら読んでたんだけど、マジでメシがクソマズくなっちまったわ。

メシがクソマズくなっちまうホラーミステリ小説「殺戮にいたる病」をよろしく。


サイコサスペンスとして秀逸

本作は「叙述トリックの名作」として紹介されることが多い。確かに一級品の叙述トリックなのだが、そんな飛び道具を抜きにしてもストーリーが面白い!
猟奇殺人鬼が女の子を殺しまくって子宮や乳房を持ち帰って楽しむ小説。サイコすぎるな。

叙述トリック、別にいらなくね?って思える話の興味深さ、もとい、怖いもの見たさ。

どういう精神状態でこういうのが書けるんだよ。こえーよ!

まとめ

我孫子武丸氏によるスーパーサイコ猟奇的ホラーミステリ「殺戮にいたる病」を紹介した。
まじで無理な人はまじで無理だと思う(小学生並みの表現)。殺戮へと誘う病的な狂気。

でもまじでおもしれえから全員読んでくれな。


「殺戮にいたる病」がオススメの人

・殺戮にいたる病にかかっている
・フェチおじさん
・教室の隅でブツブツ言いながら笑ってる人
・キモ野郎

こちらでも紹介してるから是非みてね。

www.sauna-detective.com



おわり。

他の記事

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com

www.sauna-detective.com