12月に読んだ本
ども、サウナ探偵です。
大丈夫です。3月です。わかってます。あってます。
ちょっと寝てたので。ご無沙汰しておりました。
こっから連投してやるからな。
やっとかないとなんとなく気持ち悪いから。
っつーわけで12月のまとめ。
きみは雪をみることができない/人間六度
「冬寒すぎんだろ冬眠してえ〜」と毎年言ってる俺をグーで殴り殺しにきた一作。 エグいすれ違いの末にエグい和解。 ラストは納得できねぇ〜。和解のその後が見たかった。引き込まれたからこそ。 いわゆる難病モノの枠に収まらない新しさがあった。
幼年期の終わり/アーサー・C・クラーク
いいですわねー。ファーストコンタクトモノ。上位存在による地球の統治。人類の進化と滅亡。 古典SFだけど古臭さは全くない。 このくらいの塩梅がちょうどいいなあ。 タイトルが秀逸。 俺も週20時間労働がいい。
ミモザの告白/八目迷
おもしろすぎるだろ…。 天才やわ。単巻シリーズも好きだけど、ミモザの告白は頭2つ抜けてる。なんでこんなに面白い小説が書けるんだ。 本巻の「自らの不覚に愕然とする」担当は表紙の人。そのあたりも上手い。 世良が害悪すぎる。
かがみの孤城/辻村深月
辻村深月は「冷たい校舎の〜」がダメだったので避けてたんだけど、おもしろいねえ。
いじめとか不登校とかスクールカーストを扱った作品ってたくさんあるけど、「不登校児のみのコミュニティ」を描いたものって他にないのでは?
ラストがサイコー。
映画見てえ。見た。個人的にはイーブンの出来やったね。上下編とかでもちっと丁寧にやって欲しかった感。
おわり。