4月に読んだ面白い本
ども、サウナ探偵です。
4月に読んだなかで面白かった本、あげていこう。
もう7月だけどな。こまけえことはいいんだよ。
王妃の帰還/柚木麻子
おもしれェ…。 いくつもの意味を持つタイトル。 循環しまくるスクールカースト。都落ちの連続。革命。 お嬢様学校なのにマリみてのようでもクララ白書のようでもない。 派閥作って対立みたいな女社会のカスみてえな構造を中2でぶっ壊せるの有能すぎるだろ。
週に一度クラスメイトを買う話/羽田宇佐
ソフト百合ともハード百合とも言える不思議な一作。率直に好きです。 甘さがないのに接触がエグいのは、接触がないのに甘さがあるマリみての対偶。 だから良いのか。なぜならば命題マリみては常に真なので。対偶も常に真となるので。(意味不明)
青くて痛くて脆い/住野よる
クッソキモいカス VS 意識高い系就活サークル主催者のバカ。 いやーどっちもどっちですねェ。自意識の過剰さがハンパねえ。田端くんのキモさがタッチの差で勝ちかな!キャラクターメイキングがうますぎんよ。どっちも。 こういう読者にも身に覚えのありそうな黒歴史的な過去に爪を立ててくる小説大好き。まじ自意識。
4月読んで面白かったのはこれくらいかな。
おわり。