7月に読んだ面白い本
ども、サウナ探偵です。
7月に読んだなかで面白かった本、あげていこう。
ガガガの受賞作2作に期待してたんやけど個人的にはそんなでもなかったのでここではあげてない。
彼女は頭が悪いから/姫野カオルコ
とんでもないものを読んだ…。 段違いの馬力を見せつけられた。 小説とはこうでなくては。 これは「東大生による強制わいせつ事件の話」などではない。 『客観的な指標』で自分より下に位置する者を無意識にバカにして侮ってみくびった経験のある者全てに突き立てられた十字架だ。
馴染み知らずの物語/滝沢カレン
ハヤカワ新書創刊のローンチタイトルに滝沢カレン?!完全にイロモノ枠やんけ!! と思ったけどこれは土下座。すみませんでした。だいぶ良かった。 名作タイトルで滝沢カレンが好きに書く!という短編集。テレビの滝沢カレン節は不在。ワードチョイスが秀逸。
楽園ノイズ3〜6/杉井光
すき。2巻読んで2年積んでたけど、「この世で1番透き通った〜」きっかけで続きから読み出したら一気に最新刊まで読んでしまったわね…。バンド系でかなりおすすめできる一冊やわ。てか杉井光は音楽もの書かせたら鬼なのでは。
明日、裸足でこい3/岬鷺宮
おもしれーわぁー。昨今の「ライト」の意味を勘違いしたようなスッカスカラノベとは一線を画す、いい意味のライトなノベルと思う。岬鷺宮作品これが初めてなんやけど、他のも読んでみたくなる。
おわり。