6月に読んだ面白い本
ども、サウナ探偵です。
6月に読んだなかで面白かった本、あげていこう。
俺は追いついた。現実に。
キャッチャー・イン・ザ・ライ/J・D・サリンジャー
底抜けのカスが世の中に呪詛を吐きまくる謎小説。なんでこれが名著扱いなのかマジで謎。でもなんだか好き。 数字の表現がいちいち駄菓子屋のババアみてえでいい。 好きな1文 「人の通行をブロックするのが三度の飯より好きな女なんだよ」
ハケンアニメ！/辻村深月
ぐう面白い。俺は自分の仕事に1ミリの情熱だって持っちゃいないんだけど、お仕事小説ってのは大好きなんだよ。
天使は炭酸しか飲まない/丸深まろやか
特殊能力があるのにそれでゴリ押してないのがいい。それがなければ成り立たない話ではあるのだけど、ストーリーにおける立ち位置は味付け程度というのがいい塩梅。ティーンズ向け青春ラブコメにありがちなそこはかとない雑さがない。あとがきを見る限り打ち切り危機っぽいのに、ビジネスの都合で無理やり終わらせて台無しにする気が作者にないのも好感。4巻までは出たけど、その4巻は明らかに値段が割高だし、かなり無理して出したのかなって厳しさが伝わってくる。けど、完結まで続いてほしいね。
世界でいちばん透きとおった物語/杉井光
透きとおりすぎワロタ
ヨモツイクサ/知念実希人
序盤→これもうヒグマ絶滅させるしかねえだろ…
中盤→ウワーーーー！！！バイオホラーー！！！
終盤→ア”ア”ーーーーーーーー！！！！
こういうのも書けるんや。万能やね。おもしろかった。 人によっちゃファンタジーってカテゴライズしてるけど、これは科学だわ。
6月は面白い本いっぱい読めてハッピー
おわり。
