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赤月カケヤ「キミとは致命的なズレがある」感想 表紙の狂気が気になり過ぎる

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最近、単巻ラノベの潔さにハマってる。
さっと読めて面白くてキチンとオチがつく。エンターテインメントの完成形。
各所でオススメの「キミとは致命的なズレがある」を読んでみた!

キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)

キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)

どんな致命的なズレがあるっつーんだい

ども、サウナ探偵です。
狂気まみれの単巻作品「キミとは致命的なズレがある」いってみましょー。

本作は第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞した、赤月カケヤ氏のデビュー作品だよ。

超要約あらすじ(ネタバレなし)

まずはストーリーを超要約する。

目が覚めると保健室だった。海里克也(うみさとかつや)10歳以前の記憶がない高校1年生の少年。どうやら学内で気絶したらしい。
それ以降、謎の不幸の手紙が“どこからともなく”届き始める。
不穏な手紙の内容や、時折起こる幻覚から、「自分は過去に犯した罪を忘れているんじゃないか」と考え始める克也。
この不幸の手紙はなんなのか、失われた過去の記憶とは?失われた記憶とアイデンティティをめぐるサスペンスミステリー。

本日も俺のクソ要約力が炸裂してしまったな。
許しておくれ。

表紙のインパクトがヤバい

もう一回表紙を見ていただこう。

キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)

狂気でしょ、これ。

ラノベの表紙といえば可愛い女の子!スタイリッシュなポーズ!ワクワク溢れる舞台!って感じのが多いじゃないですか。

そんな中これですよ。いや確かに笑顔の女の子だけどね、怖いよ。

この女の子が、主人公を「うーみん」と呼んで慕う、クラスメイトの山美鳥(やまみどり)ちゃん。
天真爛漫でノリが良く、愛嬌のある無自覚系モテ女子って感じのキャラクター。

その子がどういうわけでこの表紙みたいになるのか。ぜひ「キミとは致命的なズレがある」を読んで確認していただきたい。

すごい振り回される

この小説、すっごい振り回される。

オチ、読めたわ〜からの即否定。
それが3回くらい繰り返された末に、まったく予想外のオチが待ち受けていた。

おもしれえ〜!

いいぞもっと弄んでくれ。こういうミスリードが的確な小説、大好物っすよ。
俺は小説家に弄ばれるのがね、好きなんですよ。
いかん、喋り方が山美鳥みたいになってきちまった。

ライトノベルと思えない骨太作品

これ、ライトかな?
まあクセのあることで有名なガガガ文庫から出てるってのもあるけど。
何よりライトノベルの象徴とも言える挿絵がない。各章の扉絵はあるけど、それは一般作品の単行本とかにもあるしね。

一般レーベルでも全然違和感のないストーリー。いわゆるキャラクター小説とかでもない。

殺人犯の責任能力とは?殺人者とそうで無い者の間にある致命的なズレとは?
そういったテーマに切り込むかなりストーリー重視の骨太作品だと思う。

俺もうライトノベルってなんなのかわかんなくなっちゃったよ。

オススメポイント

・次々に覆される予想
・殺人者とその他の「致命的なズレ」
・アインズヴァッハの門

おわり。

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