ロバート・A・ハインライン「夏への扉」が映画化されるらしい。
え、今更…?
なんで?
しかもジャパンで…?(困惑)
夏への扉とかいう名前だけはきいたことある本
ども、サウナ探偵です。
ロバート・A・ハイライン「夏への扉」について。
1956年に出版された本。俺が読んだのは新訳版だったから読みやすかったな。
結構前の話だけど、妻が読みたがったのて図書館で借りてきた。でもさっぱり読まねーから返す前に俺が読んでみた。全然期待してなかったから想像の80倍は面白かったわね。
なんとも捉え所のないタイトルだけど、話はSF。
共同経営者に裏切られてコールドスリープさせられ、気づいたら30年後。
そこでなんやかんやあって過去に戻れて復讐を果たす。
ロリっ子と結婚するために時間差ゴールドスリープで年齢を調整してハッピーエンド。
プロットが結構適当でご都合主義なところがあるから、日本映画には合うかもしれんね。主演も山崎賢人だしね。(山崎賢人はティーン向け脚本ガバガバムービーによく出てるという印象(偏見))
猫好きにおすすめ!とかいうクソみたいなウソ
この作品で良く言われるキャッチコピーが、「猫好きにおすすめ!」ってやつ。
猫好きにおすすめの小説◯◯作!みたいなサイトでもよく上がってる。
いやいやいやいや!
猫好きにおすすめしてどうすんのさ!猫が出てくるってだけじゃねえか。大して話にも絡んでこねえし。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を「羊好きにおすすめ!」とか「カササギ殺人事件」を「鳥好きにおすすめ!」というくらいの暴論。
これを猫好きにおすすめするとしたらまじで何も読めてねえんじゃねえかっつーくらい。本作はSFなのよ。
賛否両論がすごい
本作、とにかく賛否両論がすごい。
最高の一冊!という人もいればクソ小説と切り捨てる人もいる。
SFの傑作!と言う人もいれば愛の物語!と言う人もいる。なんだそりゃ。
でも60年以上経ってなお是非が語られるってのはその時点で創作としては大成功な気がすんな。
バックトゥザフューチャーの元になったって話もあるし、そういうことなら功績のデカさがクソヤバすぎるね。
しかしこのタイミングでジャパンで映画化は意味不明すぎるな。
山崎賢人が主演の時点で期待できなさがハンパないし、ネトフリにでもあがったら、暇だったらみようかな。
おわり。
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