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間宮夏生「月光」感想 根強い人気の単巻ラノベ 会話のスリル

月光 (電撃文庫)

類は友を呼ぶ

ども、サウナ探偵です。
単巻ラノベを巡る旅をしています。
毎秒「単巻 ラノベ おもしろい」で検索をかけています。

で、今回読んだのはこちら、「月光」 by間宮夏生


ちょっと危ない少女と交流することになる、ちょっと危ないヤツの話。

あらすじを語る

ある日、主人公は誰もいない教室でノートに挟まったメモをみつける。それは、偶然を装い人を死に至らしめる計画を綴った「殺しのレシピ」だった。

数日後、交通事故で父親を失った完璧美少女の月森から唐突に交際を申し込まれる。
誰もが羨む状況に困惑する主人公。なぜならば彼女こそが殺しのレシピの持ち主だったから。

以降、月森は主人公と同じカフェでバイトを始めるなど、積極的に接触してくる。
そんな日常のさ中、月森の母親が失踪し、遺体で発見されることになる…。

月森が両親を殺したかもしれないと思いながらも、その危険な魅力に惹かれていく主人公。月森は人を殺したのか、誤解なのか、それとも、僕はどっちでも構わないのだろうか…。


という話。

出典: 俺

会話の妙

本作が各所で高評価を受けているポイントは、会話にあるよう。
作中で主人公が言うように、「スリルのある会話」が繰り広げられる。

主人公と月森の間だけでなく、モブ以外の登場人物との会話は基本的に凝った書き方がされている。本質に迫るような、それでいて上辺を撫でてるだけのような、言葉遊びのような、それでいて鋭く斬りつけるような、なんとも言えん会話が確かに"いい"。

ラノベらしいラノベ

一方で、ストーリー、特にオチが個人的には弱い。
非常にラノベ的ではあるのだけど、全体的にミステリの雰囲気が漂ってるのでラストには拍子抜けしてしまった感がある。
おれが勝手に期待したのが悪いんだけどさ。
だから、ライトノベルには刹那の空気感を求めるタイプの人ならバッチリハマると思う。

あとは宇佐美、未来さんのキャラクターが生かしきれてない感がもったいなかったな。もっと話に絡んでほしかったな。特徴のあるキャラクターなんだからさ。

事件をおこしてほしかったな!

まとめ

間宮夏生「月光」について書いてみた。
ヒロインが殺人犯(疑惑)、それでも関係を持つ主人公、といった要素から、斜線堂有紀「恋に至る病」を彷彿とさせる点があった。

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まあこっちのが早いんだけど。
こういう「危ねぇ女とその近くにいる男」の話、なかなかクセになるな。
他にもなんかないかな。
気になったら是非どうぞ。

おわり。

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